自認は男だけれど結婚した若かりし頃
ども。本彼が女遊びがひどい系ばかりの月夜です。・・・類は友を呼ぶのか?これを書いているのは12月。寒いですね・・・。皆は温かくしてくださいね。
今回はトランスヴェスタイトだけど自認識は男なので、トランスジェンダー?と悩みつつ生きている既婚ビアン立花月夜が赤ん坊を孕んで、産んだ時のお話。
僕は既婚ビアンとして出てもう19年になります。いろいろありましたが、女の子は好きですよ。旦那と話し合うくらいには。
結婚して一か月足らずでの妊娠に絶望の淵へ
そんなこんなで荒れ果てた青春時代でしたが、旦那と結婚して一か月で妊娠。
トイレで反応の出た妊娠検査薬を前にしばらく呆然としていましたね・・・。
しばらく絶望。
妊娠したら浮かれ騒ぐ女性の方が大半なんだと思うんですが、ここで僕が絶望したのはいろいろ理由があるんです。
1.今までの生活の激変する恐怖
妊娠してまったく変わる生活に、絶望したのが一つ。僕は子供時代にまともに親に育ててもらった覚えがありません。
なので子供ができた家庭が全く予想がつかなかったんですよね~
今までは旦那と二人のことを考えればよかったのに・・・子供・・・!嗚呼。
2.子供を一番に考えなければならないめんどくささ
僕は自分が選んだ道しか生きていない自負があります。他人にとやかく言われるような人生はまっぴら。
なのに子供が生まれることで、判断基準を子供にしなければならない
・・・はぁ?です。自分の思考を変えなきゃならないめんどくさい・・・。
まあ子供が生まれても子供第一とは思ってませんけどね。
3.子供ができた変わる自分や経済的戸惑い
とにかく子供ができたらどうなるのかわからないんですよね。
お金のこともそうだし・・・
当時僕は茨城県に住んでいました。旦那は零細企業のブラック勤務。
絶対無理。子供育てるなんて絶対無理。
と言う給料。子供がお腹にいる時に、旦那が転職を決意。
彼の田舎に帰ることに。まあその後も何年もつらかったですけどね。
子供ができて無条件に喜べないのは罪なの?
この時代に子供ができたからと無条件に喜べるのは幸せだと僕は思います。
僕自身は男としての思考が強いらしいので、子供が産める喜びなんてものはまったくなかったのもアレだったのかな。
ネット記事に子供ができたと報告する奥さんに対して、茫然とした旦那さんの話がありました。
奥さんはキレていたけれど、旦那さんの気持ちの方が僕には理解できます。
物事に対して感情論ではなく冷静にリスクを考えることができる性格だと、子供ができた嬉しさより先の不安が浮き出ちゃうんですよね。
んで女性は感情を共有してくれない相手に対して不満を持ってしまうことが多いんです・・・。
子供ができて無条件に喜べないのは、僕は罪ではないと思います。むしろ思慮深いと言えるんじゃないかな。
一瞬で子供ができた不安を将来まで考えることができるんだもん。
妊活してても本人が茫然とするんだから、男性はもっと呆然とするよね。旦那が茫然としても責めないであげてね。